リージョンの変更などでSafingとAWSアカウントを再連携する際にCloudFormationがROLLBACK_IN_PROGRESSとなる場合が御座います。
本記事の手順で問題を解決することが可能です。
原因
SafingStackSetが正常に削除されていない場合が御座います。
SafingStackSetが残っている場合、再連携時に既にSafingStackSetがある旨エラーが表示されROLLBACK_IN_PROGRESSとなります。
修復手順
1. 連携対象のAWSアカウントへログインします。
2. CloudFormationのダッシュボード画面で [StackSet] をクリックします。
3. SafingStackSetにチェックをいれ [アクション] > [StackSetの削除] をクリックします。
4. 設定をやり直すより [ここをクリックしてください。] をクリックし再連携を進めます。
5. 前工程でスタックを削除しているのでそのまま [次へ] をクリックします。
6. [実行する] をクリックしCloudFormationを設定します。
7. CloudFormationを実行します。
7.1 [AWS CloudFormationによってIAMリソースがカスタム名で作成される場合あることを承認します。]にチェックをいれます。
7.2 [スタックの作成]をクリックします。
7.3 SafingStackのステータスがCREATE_COMPLETEになることを確認します。
8. [実行する]をクリックしAWSセキュリティ設定を有効化し[次へ]をクリックします。
9. 必要に応じてInspectorのエージェントをインストールし診断対象のEC2に以下のタグを入力します。
- キーがSafing、値がACTIVEのタグを対象のEC2に付与します。
※Inspectorエージェントのインストール方法はAWSの公式ドキュメントをご確認ください。
10. [完了]をクリックし設定完了となります。